大人ニキビ・ニキビ痕

ゆらぎ肌|精神的ストレスで肌荒れするメカニズムと対処法を徹底解析

  • ストレスが溜まるとニキビができるのは、なぜ?
  • 疲れが溜まってくると、お肌が敏感になる…どうしたらいい?
  • ストレスで肌荒れすると、余計にストレスになる…対処法はある?

仕事が忙しかったり人間関係などでストレスが溜まると、なぜかニキビや肌荒れが増えて、余計にイライラしたり気分が沈んでしまいますよね。

そこで今回は、精神的ストレスで肌荒れするメカニズムと、ストレスと肌荒れを改善する対処法について、徹底解説していきます。

けいこ先生
お肌が回復すると、それだけで気分が良くなりますよね!

ストレスと肌荒れを改善できる、簡単な5つの対処法なので、ぜひ最後までご覧くださいね。

ストレスとお肌の関係

身体の中には、内臓の働きや代謝、心拍や体温などをコントロールするために、自分の意思とは関係なく24時間働き続けている「自律神経」があります。

自律神経には2種類ある

  1. 副交感神経:日中に活動している時や緊張している時に優位になる
  2. 副交感神経:夜間やリラックスしている時に優位になる

強いストレスが続くと、交感神経系が優位な状態が長く続きます。

すると、胃腸の働きや免疫機能の低下に加え、血管の収縮によって血行が悪くなり、冷えやむくみ、肩こりや頭痛などの原因になるのです。

血行が悪くなると細胞に酵素や栄養が運ばれにくくなるので、お肌のターンオーバーが乱れて古い細胞がお肌に溜まり、健康なお肌が保ちにくくなります。

また、「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されることで、お肌のうるおいを守る「セラミド」が分解されて、お肌の乾燥を招きます。

人によっては、男性ホルモンの分泌が増え、皮脂量が増加して脂っぽくなり、ニキビができやすくなることも。

意外なところに潜むストレス源

  • 満員電車
  • 引っ越しでの新しい住環境
  • 入学、入社、転職、部署異動など
  • 結婚、同棲、離婚など
  • 経済状況の変化

今までと違う環境や新しい人間関係に順応しようとすることは、喜ばしいことでも、自覚なくストレスになっていることがあります。

肌荒れを起こしている時のお肌の状態

肌荒れを起こしている時のお肌は、「バリア機能」が低下しています。

お肌の表面は、バリア機能と呼ばれる厚み0.02mmほどの「角質層」で覆われています。

角質層には、角層細胞がレンガのように重なって並び、その隙間はセメントのように細胞間脂質がびっしり埋まっています。

これにより、空気中のホコリや花粉、細菌やウイルス、紫外線など、外的刺激を防ぎ、お肌の水分の蒸発を防ぐ「バリア機能」の役目を果たしているのです。

健康なお肌の状態

しかし、「コルチゾール」というストレスホルモンが過剰に分泌されると、お肌のうるおいを守る「セラミド」が分解されてしまいます。

セラミドは細胞間脂質の大半を占め、水分を保持する力に長けている、お肌のバリア機能の鍵となる成分です。

このセラミドが分解されて減ってしまうことで、お肌のバリア機能が弱くなります。

セラミドが充分ある角質層 / セラミドが減少した角質層

セラミドが減少したお肌は乾燥して敏感になり、紫外線や大気中のホコリなどの外的刺激にも弱くなり、赤みやかゆみを引き起こしやすくなります。

乾燥したお肌は水分をこれ以上蒸発させまいと、皮脂が過剰に分泌されてニキビの原因にも。

さらに、ストレスで血管が収縮して起きる血行不良によって、栄養が届きにくくなるため、お肌のターンオーバーが乱れて、古くなった角質細胞がお肌に溜まっていきます。

正常なターンオーバーのお肌 / 乱れたターンオーバーのお肌

古くなった角質細胞が剥がれずに残るので、毛穴が詰まりやすくニキビの原因になったり、お肌表面のザラつきが目立つようになります。

また、ストレス下では男性ホルモンも多く分泌されるので、皮脂の分泌が多くなり、ニキビの原因にもなります。

このように精神的ストレスがかかると、セラミドが分解されたり、ターンオーバーが乱れたりして、バリア機能が低下し、お肌に様々な悪影響が出てきてしまうのです。

ストレスと肌荒れを改善する対処法

ストレスがなくなれば、肌荒れは次第に改善しますが、現代社会でストレスがゼロの状態で過ごすことは、なかなか難しいですよね。

そこで、ストレスと肌荒れを改善するための「5つの対処法」をお伝えしていきます。

ヒト型セラミド配合化粧品でバリア機能を上げる

ストレスホルモンのコルチゾールによって分解されてしまったセラミドを、ヒト型セラミド配合の化粧品で補って、バリア機能を上げていきましょう。

バリア機能を上げるには、保湿をしてお肌のうるおいをUPさせることが何より重要です。

保湿は、うるおいを与えるだけでなく「うるおいを保持する」ことが大切なので、うるおいを保持する力に長けたヒト型セラミド配合がオススメです。

セラミドが充分にあるお肌 / セラミドが少ないお肌

うるおいが保持できるお肌になると、水分の蒸発を防ぐために過剰に分泌していた皮脂も適量になり、毛穴詰まりを起こしやすくなった硬い角質層も柔らかく保てるようになります。

すると、毛穴詰まりや余分な皮脂が少なくなりニキビもできにくくなり、ザラつきなどの肌荒れも少なくなってきます。

けいこ先生
バリア機能がUPすると物理的な外からの刺激にも強くなるので、かゆみや赤み、炎症などの肌荒れもしにくくなりますよ。

おすすめセラミド化粧水のレビュー

ULU(ウルウ)の口コミ|効果なし?実際に使った感想を辛口レビュー

赤ら顔に特化したスキンケア化粧品『ULU(ウルウ)シェイクモイストミルク』を化粧品メーカーの講師も勤める美容のプロが、正直にレビューしていきます。 こんな悩みの人は参考にして下さい 皮膚が薄く毛細血管 ...

続きを見る

休息をとって免疫力を上げる

睡眠不足や栄養不足は、ストレスに対して弱くなってしまうので、疲れている時こそしっかり睡眠と栄養をとって、身体を休めて免疫力を上げていきましょう。

短い時間でも質の良い睡眠で疲労回復

たとえ短い睡眠時間でも、睡眠の質をあげることで寝不足からくるダメージはリカバーでき、入眠後3〜4時間後に熟睡できているかが大切です。

質の良い睡眠で成長ホルモンを十分に分泌させると、疲労回復だけでなく、乱れたターンオーバー周期も整えることができます。

また、睡眠不足は交感神経を優位にさせ、男性ホルモンが活性化されて、過剰な皮脂でニキビなどの原因になるので、睡眠不足は解消していきましょう。

質の良い睡眠をとるためのコツ

  • 血流を滞らせないゆったりした下着やパジャマ
  • 寝ている間の温度調節が可能な状態
  • スムーズに寝落ちできる姿勢を把握
  • 目覚めた時にしっかり太陽の光を浴びる
  • 寝る3時間前までに全ての飲食を済ませる
  • ぬるめのお湯で15分程度の入浴をする
  • お水を1日1.5〜2L摂って自律神経を整える

ストレスに効果的で手軽な食品3選

疲れていると市販のお弁当で済ましたり、暴飲暴食でストレス発散しようとしがちですが、ストレス環境下では沢山のエネルギーを消費するため、栄養のある食事が必要不可欠です。

基本は5大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)をバランス良く摂ることが、お肌にもストレスに対抗するにも大切です。

しかし、忙しくて料理をする時間がなかったり、ストレスで食欲が落ちていたりする場合も多いので、ストレスに効果的で手軽な食品3選をご紹介します。

ヨーグルト

 

ヨーグルトには、タンパク質、トリプトファン、カルシウムを含んでいます。
トリプトファンは、気持ちを安定させてくれる幸せホルモン「セロトニン」の原料で、カルシウムはイライラを抑えてくれる効果があります。プレーンでもOKですが、ストレス下では大量のビタミンCを消費してしまうため、果実入りを選ぶと更に◎です。また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内環境を改善し、自律神経のバランスを整えてくれます。

ホットココア

ココアには、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB1、タンパク質、カカオポリフェノールなど、ストレス解消に効果がある栄養素が豊富に含まれ、自律神経を整えるテオブロミンという成分も入っています。
カルシウムやトリプトファンが含まれる牛乳と組み合わせることによって、ストレスへの高い効果が期待できので、お湯ではなく温めた牛乳で割って作りましょう。また、温かい飲み物には、気持ちを落ち着かせてくれる効果もあります。

ミックスナッツ

ナッツには、マグネシウム、ビタミンB郡、ビタミンE、トリプトファンが多く含まれています。
マグネシウムは副交感神経の働きを高め、ビタミンB群は脳のエネルギー切れを防いでストレスの緩和を助けます。ビタミンEは、ホルモン分泌をコントロールします。幸せホルモン「セロトニン」の原料になるトリプトファンは、くるみやピーナッツ、ひまわりの種に多く含まれます。良質な脂質も豊富に含まれ、細胞膜を強くしてくれる働きでお肌にも◎です。

適度な運動でセロトニン活性化​​

程度な運動、特に軽いジョギングやダンスなどのリズム運動は、幸せホルモンの「セロトニン」を分泌させ、ストレスに強くなります。

セロトニンは脳内伝達物質で、心に安らぎを与え、女性ホルモンにも働きかけて、ニキビなどの肌荒れを改善してくれる効果もあるのです。

また、運動によって血行も良くなり、成長ホルモンの分泌も促がされるので、しっかりと栄養が細胞に運ばれ、乱れたターンオーバーも整います。

もちろんストレスを発散させて、自律神経を整える効果もあります。

好きなことでリフレッシュ

好きなことや趣味に没頭することは、脳や身体を活性化させてリフレッシュでき、大きなストレス発散になります。

好きな映画や小説、ゲームなどの娯楽、音楽を聴いたり演奏したり、スポーツや旅行など、自分に合った方法でストレスを発散しましょう。

趣味仲間や親しい人と楽しい会話をして、たくさん笑うことも副交感神経を優位にさせるので、ストレスに対して有効的です。

けいこ先生
週に数時間でよいので、自分だけの時間を作って、気分をリフレッシュさせましょう。

リラックスタイムで副交感神経に切り替え

1日の終わりに15分程度で良いので、リラックスタイムを作り、副交感神経に意識的に切り替えていきましょう。

暗めの照明やロウソクの灯りだけなどにして、音楽を聴く、瞑想やヨガ、ストレッチなど、ゆったりとした時間を過ごすだけでOKです。

38〜40℃の温めの入浴を15分程度すると、身体の緊張がほぐれリラックスでき、血行が良くなることでお肌にも栄養が行きやすくなります。

アロマテラピーを楽しむことも、セロトニンが分泌されて心が安らぐことで、肌荒れの予防にも繋がります。

まとめ

今回は、精神的ストレスで肌荒れするメカニズムと対処法について、徹底解説しました。

ストレスで自律神経が乱れて、交感神経が優位になることで血行が悪くなり、お肌に栄養がきちんと運ばれずターンオーバーが乱れたり、ストレスホルモンのコルチゾールによって、お肌のうるおいを守るセラミドが分解され、お肌のバリア機能が低下することが原因です。

すると、外的刺激にも弱くなり赤みやかゆみが出たり、乾燥から守ろうと過剰に分泌された皮脂が原因でニキビができたり、様々な肌トラブルが起きてしまいます。

バリア機能が低下したお肌には、うるおいを与えるだけでなく「うるおいを保持させる」ことが大切で、うるおいを保持する力に長けたヒト型セラミド配合の化粧品がオススメです。

もちろんストレス自体を軽減させることが大切なので、しっかり睡眠と栄養をとり、運動や趣味でリフレッシュしたり、リラックスタイムを設けて、意識的に副交感神経に切り替えていきましょう。

-大人ニキビ・ニキビ痕