かゆみ

【ゆらぎ肌】季節の変わり目にかゆみが出たらスキンケアを見直そう

  • 季節の変わり目にお肌がムズムズしてかゆくなる…
  • 春や秋にいつもの化粧品が合わなくなってかゆみが出る…
  • かゆみが出た時のスキンケアをどうしたらいいか分からない…

慢性的な敏感肌ではないのに、なぜか季節の変わり目、特に春や秋にお肌が敏感になってかゆみが出ると、どうしたらいいのか困ってしまいますよね。

そこで今回は、季節の変わり目にお肌がゆらいでしまう原因と、見直すスキンケアについて詳しくお伝えしていきます。

けいこ先生
今すぐできる3つのポイントをまとめているので、ぜひ最後までご覧くださいね!

ゆらぎ肌とは?

ゆらぎ肌とは、季節の変わり目など一時的にお肌が過敏になってしまうお肌のことです。

常にお肌が過敏な「敏感肌」は、生まれつきお肌が弱いことが多いのに対し、ゆらぎ肌は内的要因や外的要因などの環境要因で過敏になります。

一時的にいつもの化粧品が合わなくなったり、肌荒れしたりする場合は「ゆらぎ肌」の可能性が高いです。

かゆみが出ている時のお肌の状態って?

かゆみが出ている時のお肌は「バリア機能」が低下していて、ちょっとした刺激でも反応してしまう状態です。

お肌の表面は、厚み0.02mmほどの角質層で覆われていて、角層細胞がレンガのように重なって並び、隙間にはセメントのように細胞間脂質が埋まっています。

角質層はお肌の水分の蒸発を防ぎ、空気中のホコリや花粉、細菌やウイルス、紫外線などの外的刺激が侵入するのを防ぐ「バリア機能」です。

しかし、角質層のうるおいが失われてバリア機能が低下すると、異物が侵入しやすくなり、かゆみを感じる神経繊維が伸びてきます。

(左)正常なお肌 /(右)バリア機能が低下したお肌

すると、肌に付いたホコリや髪の毛などのちょっとした刺激で神経繊維が反応し、お肌の奥にいるマスト細胞がヒスタミンなどの「かゆみ物質」を放出します。

うっかり掻いてしまうと更にかゆみ物質が放出されて炎症を起こし、より強いかゆみを感じて更に掻いてしまう悪循環になってしまうのです。

なぜ季節の変わり目にお肌にかゆみが出るの?

季節の変わり目には、バリア機能を低下させる理由が大きく分けて3つあります。

1つずつ詳しく解説を見ていきましょう!

寒暖差や湿度の変化で肌のバリア機能が低下

季節の変わり目は寒暖差も激しく、不安定な気候によってお肌の代謝リズムが乱れ、秋は湿度が低下しお肌が乾燥し、バリア機能が低下します。

お肌の乾燥を招く要因には、体が冷えて血流が悪くなることにもあるんです。

春先は薄手の洋服を着たり、秋口は気温が下がるので、毛細血管の血流が減ってお肌が乾燥し、かゆみを引き起こすこともあります。

けいこ先生
ちなみに、お肌にとって理想的な気温は25℃前後、湿度は60%〜65%です。

室温調整や加湿器を使う時の目安にしてくださいね!

また、皮脂の分泌量も夏に比べて秋は25%減り、冬にはなんと51%も減少!

皮脂はお肌の表面で膜を作ってうるおいを守っているので、皮脂の分泌量が減ると外部からの刺激に対するバリア機能も弱くなってしまいます。

花粉、PM2.5、紫外線などの物理的刺激

春はスギ・ヒノキ花粉、秋はイネ科・キク科・ブタクサ属の花粉、偏西風で飛来する黄砂や噴煙などのPM2.5、紫外線の影響など、お肌へ物理的な刺激が多くなります。

春は冬の乾燥ダメージ、秋は夏の紫外線ダメージから、お肌のバリア機能が低下していることが多いです。

すでに敏感になっているところに、多くの物理的刺激でダメージを受け、更にバリア機能が低下します。

また、お肌が敏感な状態だと「花粉皮膚炎」を起こしてしまう可能性も高いので要注意!

花粉皮膚炎とは?

お肌に沢山の花粉が付着すると、かゆみや赤味、湿疹が出たりする症状のこと。

花粉の季節にお肌のかゆみを感じる人の半数以上が「花粉症ではない」というデータがあります。

自律神経やホルモンバランスが崩れやすい

寒暖差が大きくなる季節の変わり目は、自律神経が環境に適応しようと反応してバランスを崩しやすく、その結果、ホルモンバランスにも影響が出てしまいます。

疲れやすい、頭痛、肩こり、食欲低下、眠気、憂鬱などの症状が出てしまうと、免疫力もダウンしがちです。

また、春は入学や部署異動、それに伴う引っ越しなど、新生活の急激な環境変化でストレスを溜めやすい時期でもあります。

けいこ先生
新しい人間関係を築いていくなど、精神的ストレスもゆらぎ肌の原因のひとつなんですよ。

かゆみが出た時に見直すスキンケアのポイント

かゆみが出ているということは、お肌の中で炎症が起き始めているサイン。

塗りすぎ、取りすぎ、擦りすぎ、などの間違ったスキンケアは、お肌の中で起きている炎症を悪化させてしまいます。

炎症を鎮静させるスキンケアに見直していきましょう!

ダメージや乾燥からお肌を守る

角質層にうるおいを与えて、更に「うるおいを保持」させ、お肌をダメージや乾燥から守ることが大切です。

代表的な保湿成分は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどですが、中でもヒト型セラミドは細胞間脂質の多くを占める成分で、水分の保持能力に長けているのでオススメです。

今すぐやめよう!NGスキンケア

  • 拭き取り化粧水など摩擦するケア
  • 美白化粧品などの攻めのケア
  • スクラブなどのスペシャルケア

いつもの化粧水がしみる場合は、敏感肌用に切り替えましょう。

ひどい場合は化粧水ケアは一旦やめて、クリームやバームなどの油分があるものでお肌に蓋をしてあげると効果的です。

その際は塗り広げるのではなく、手の平で温めた後にお肌にプレスするように付けると、乱れたキメも次第に復活してくれます。

濃密な泡のクッションで優しく洗顔

お肌に触れないように、濃密な泡のクッションで顔をなでるように優しく、朝晩2回程度、ぬるま湯で洗顔しましょう。

ゴシゴシ擦る、過度な洗顔、熱いお湯で洗うと、バリア機能がさらに低下してしまい、お肌のキメが乱れて毛穴も目立ってきてしまいます。

拭き取りクレンジングは刺激が強く摩擦も起きるので、潤いを奪いすぎないミルクかジェルタイプがオススメです。

また、すすぎ残しもお肌の負担になるので、生え際や顎など、すすぎ残しのないよう広く丁寧にすすぎましょう。

けいこ先生
帰宅後にすぐ洗顔すると、お肌に付着したホコリや花粉などの刺激物が取れるので、それだけでもかなり効果がありますよ!

日焼け止めを忘れずに使う

バリア機能が低下しているお肌は紫外線の刺激を受けやすく、ノーメイクだとお肌が無防備な状態なので、日焼け止めを忘れずに使いましょう。

刺激の少ない「紫外線吸収剤不使用」のもので、クレンジング時の摩擦刺激を防ぐために落としやすいタイプを選ぶと◎です。

SPF値を急に上げるとお肌の負担になるので、日中の外出が少ない人はSPF30未満でOK。

お肌の表面がベタついていると大気中のホコリなどが密着しやすく、かゆみが出る可能性があるので、ミネラルファンデなどでサラサラに仕上げましょう。

また、帽子や日傘などで物理的に陽射しを遮るのも有効的です。

まとめ

今回は、季節の変わり目にかゆみが出てしまう原因とスキンケアの見直しについてお伝えしました。

お肌のバリア機能を低下させない為に、摩擦などの刺激を与えないことと、紫外線などの外部刺激から守ることが大切です。

保湿で重要なのが「うるおいを保持」させることで、保湿成分の中でもヒト型セラミドが有効的です。

ヒト型セラミドは、角質細胞の隙間を埋めている細胞間脂質の多くを占めている成分で、うるおいを閉じ込める力に長けています。

しかし、自律神経などの崩れはスキンケアでは改善できないので、質の良い睡眠や栄養バランスの良い食事なども心がけましょう。

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