赤み・ピリつき

ゆらぎ肌|突然の赤みやピリつき…ゆらがない美肌になる3つのコツ

  • 急にお肌に赤みやピリつきが出て、スキンケアをどうしたらいいか困る…
  • お肌が敏感になって出た赤み、メイクで隠すと悪化しそうだし、どうしよう…
  • なぜか急にいつもの化粧水が滲みてピリつきを感じる…なぜ?

急にお肌に赤みやピリつきが出てしまうと、いつもの化粧品が使えなくなったり、メイクをするのも躊躇してしまいますよね。

そこで今回は、赤みやピリつきの正体と、ゆらがない美肌になるための3つのコツをお伝えしていきます。

今日からすぐに取り組める内容で、継続するためのズボラ技もお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

ゆらぎ肌とは?

ゆらぎ肌とは、季節の変わり目、ストレス過多、寝不足続きなど、お肌が疲れた時に急に過敏になってしまうお肌のことです。

敏感肌は常にお肌が弱くて過敏な状態ですが、ゆらぎ肌は「一時的に過敏になること」が特徴になります。

突然の赤みやいつもの化粧品がピリついてしまったりするのは、ゆらぎ肌の典型例の1つです。

赤みやピリつきの正体は、お肌の炎症

赤みやピリつきの正体は、お肌のバリア機能が低下した状態で、外からの刺激を受けることで起きるお肌の炎症です。

お肌の一番外側には「バリア機能」と呼ばれる、厚み0.02mmほどの「角質層」があります。

角質層は、重なった角質細胞とその隙間を細胞間脂質がびっしり埋まっていることで、うるおいを保ち、外からの刺激や異物の侵入を防いでいるのです。

健康なお肌の状態

バリア機能が低下すると、細菌やウイルス、花粉などの異物が侵入しやすくなり、それらを防御しようと反応して炎症を起こします。

炎症を抑えるために免疫細胞が血流に乗って運ばれ、その際に拡がった毛細血管がお肌から透けて見えるので「赤みが出た」と感じるのです。

また、バリア機能が低下していると知覚神経が伸びてくるので、ちょっとした刺激でもピリつきを感じるようになります。

(左)健康なお肌の状態 / (右)赤みやピリつきが出ているお肌の状態

お肌のバリア機能が低下する原因は、不適切なスキンケア、お肌の代謝の乱れ、生理前後のホルモンバランスの崩れ、ストレスや疲労、血行不良などです。

ゆらがない美肌になる3つのコツとは?

ゆらぎ肌を卒業して美肌になるには、基礎化粧品、栄養、睡眠の3つを見直すことが必要です。

1・バリア機能を高める基礎化粧品

お肌がゆらいでしまうからと美容効果が高い化粧品を使っていると、逆にバリア機能を低下させてしまう原因になることもあります。

2・美肌に必要な栄養素

バランスの良い食事と言われると、面倒に感じたり続かなかったりしますが、無理せず続けられるズボラ技もお伝えしていきます。

けいこ先生
私は20代前半の頃に適当な食事を続けていたところ、健康診断で「やや栄養失調」と言われてしまいました。

痩せすぎ・体力の低下など、実感が必ずある訳ではないので要注意です。

3・質の良い睡眠

「シンデレラタイムには寝る」や「7時間は寝る」といった現実的ではない内容にウンザリしている人には朗報です。

近年の研究で、時間帯や睡眠時間よりも質が大切だと分かっており、睡眠の質を上げるためのコツもお伝えします。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう!

バリア機能を高める基礎化粧品に見直す

バリア機能を高めるには、低刺激のものを使い、摩擦刺激を与えないことがポイントです。

お肌がゆらぎやすいと、何か特別なケアをしなければと思いがちですが、逆にそれがお肌の負担になってしまうこともあります。

ゆらぎ肌さんは、美容効果の高い基礎化粧品やピーリングなどの「攻めのケア」よりも「守りのケア」を心がけましょう。

それでは、スキンケアの3つの順番でそれぞれ解説していきます。

バリア機能を低下させないクレンジング・洗顔

クレンジングは、肌の潤いを奪いすぎないミルクかジェルタイプを選びましょう。

洗顔に熱いお湯を使うと、必要な皮脂までも奪ってしまい、バリア機能を低下させる原因になります。

ぬるま湯を使い、たっぷりの濃密泡で優しく撫でるように洗い、すすぎ残しのないように生え際や顎まで丁寧にすすぎましょう。

タオルでゴシゴシ拭かず、清潔なタオルでポンポンと押さえるように水分を取ると◎です。

赤みやピリつきがある時
朝は洗顔料を使わずにぬるま湯だけで、余分な皮脂や汚れを洗い流す程度にしましょう。

化粧水で保湿

化粧水は、肌を刺激するような添加物の入っていない低刺激なシンプル処方のものを選びましょう。

高浸透でヒト型セラミドの入っているものだと尚良しです。

余計な刺激を与えてしまうコットンは使用せず、優しく両手の平でハンドプレスして馴染ませましょう。

赤みやピリつきがひどい時
お肌に浸透させる化粧水ケアは一旦お休みして、油分の仕上げだけにしましょう。

油分で仕上げの保湿

赤みが気になる人は、オイルやクリームなど油分で潤しながらお肌にバリアを作ると良いです。

ピリつきが気になる人は、浸透しないバームやワセリンなどを塗って、お肌に蓋をするようにしてあげます。

指で塗り広げるのではなく、手の平で温めてからゆっくりハンドプレスして馴染ませましょう。

角質ケアの頻度に注意
ザラつきを気にして角質ケアを繰り返すと、角質層が薄くなりバリア機能を低下させてしまいます。

スクラブやピーリングなどの角質ケアは、お肌が元気な時に多くても週1回までにしましょう。

美肌に必要な栄養素を意識して摂る

成人した大人の身体になっても細胞は毎日生まれ変わり、食事から摂る栄養素が材料になっています。

もちろんお肌も身体の一部なので、健康で美しいお肌には栄養バランスの取れた食事が不可欠です。

何より続けることが大事なので、ちょっとした工夫やズボラ技で、無理せず美肌栄養素を摂っていきましょう。

タンパク質、ビタミン、ミネラル、水分の4つのポイントに分けて、詳しく解説していきます。

タンパク質(必須アミノ酸):丈夫なお肌の原材料

人間の身体はタンパク質でできているため、タンパク質を合成する材料となる必須アミノ酸は欠かせません。

大豆などの植物性タンパク質より、動物性タンパク質の方が必須アミノ酸が多く含まれます。

お肌のハリや弾力を保つコラーゲンの作る役割もあり、ビタミンやミネラルも多く含むので、積極的にお肉やお魚を摂っていきましょう。

けいこ先生
私はタンパク質不足を感じた時用に、ゆで卵やサラダチキンを常備しています。

脂質も美肌には必要ですが、お肉や乳製品に多く含まれる「飽和脂肪酸」は肌荒れの原因になります。

そのため、お魚や卵、お肉なら脂身が少ない部位を選び、蒸したり茹でたりする調理法がオススメです。

必須アミノ酸が不足すると、体力や免疫力も低下してしまい、お肌・爪・髪も脆くなってしまうので、しっかり摂取しましょう。

脂質(オメガ3):細胞膜を強くして乾燥や炎症を防ぐ

脂質は、ホルモンや細胞膜の材料で、不足するとが乾燥して炎症を引き起こすこともあるため、美肌には欠かせない成分です。

美肌に有効な的ビタミンAやEなど、脂溶性ビタミンの吸収にも役立っています。

特に「オメガ3」は、美肌作りをサポートしてくれる大切な脂質です。

  • お肌のターンオーバーを整える
  • 便秘を解消して腸内環境を整える
  • お肌にうるおいを与える
  • シワ・たるみの予防
  • 血流を改善してエイジングケア
  • アレルギーや炎症を抑える

成人女性の推奨摂取量は、1日1.6〜2.0gです。

体内で作ることができず不足しがちなので、意識して摂っていきましょう。

オメガ3が多く含まれる食材と含有量

  • くるみ(28g):2.5g
  • 亜麻仁油(小さじ1):2.3g
  • えごま油(小さじ1):2.3g
  • ニシン(100g):1.6g
  • さば(100g):1.2g
  • 天然鮭(100g):0.6g
  • ツナ缶(100g):0.5g

オメガ3は、酸化しやすく熱に弱い性質があります。

開封後は冷蔵庫で保管し早めに使い切り、炒め物や揚げ物には使わないようにしましょう。

けいこ先生
お魚は生のお刺身やカルパッチョで、オイル類はサラダにかけると美味しく簡単に摂取できますよ。

過剰摂取は禁物
吐き気、下痢、出血が止まりにくくなるなど、副作用を引き起こす可能性があります。

ビタミン:お肌の炎症予防やバリア機能を整える

ビタミンはお肌の炎症予防やバリア機能を整え、タンパク質や脂質などの栄養素を上手く働かせる潤滑油のような役割です。

ビタミンと聞くと野菜や果物をイメージしがちですが、動物性タンパク質にも多く含まれます。

栄養素ずつ切り分けて食材を選ばずに、賢くビタミンもタンパク質もオメガ3も摂っていきましょう。

ビタミンA・バリア機能を正常化
・お肌の保水力UP
・ヒアルロン酸UP
・ターンオーバーを正常化
・抗酸化作用
・皮脂のコントロール
・卵
・レバー
・うなぎ
・牛乳
・乳製品
・にんじん
・ほうれん草
 など
ビタミンB2・バリア機能UP
・ターンオーバーのサポート
・皮脂のコントロール
・卵
・レバー
・青魚
・うなぎ
・アーモンド
・納豆
 など
ビタミンB3*・コラーゲンやセラミドの生成を促進
・お肌の炎症を予防
・紫外線ダメージの修復
・皮脂のコントロール
・ササミ
・たらこ
・カツオ
・ピーナッツ
・きのこ類
 など
ビタミンB6・ターンオーバーを促す
・皮膚炎を予防
・皮脂のコントロール
・アミノ酸を体内に供給する(ハリ・ツヤ・うるおいのある肌に)
・マグロ
・イワシ
・うなぎ
・豚肉
・バナナ
・小麦胚芽
・豆類
 など
ビタミンC・コラーゲンの合成
・抗酸化作用
・ストレスに抵抗するホルモンの合成
・豚肉
・じゃがいも
・ブロッコリー
・トマト
・ほうれん草
・柑橘類
 など
ビタミンE・血行を促す
・細胞の老化を防ぐ
・抗酸化作用
・卵
・ほうれん草
・ブロッコリー
・緑黄色野菜
・アボカド
・アーモンド
 など
*ビタミンB3は、別名の「ナイアシン」で呼ばれることが多い

完全食とも呼ばれる卵、オメガ3を多く含む魚類、豚肉、ほうれん草、ナッツ類などは美肌ビタミンが多く含まれています。

1つの食材に偏るのは良くないですが、美肌ビタミンが重複している食材を選んで、手抜きしながら続けていきましょう。

けいこ先生
基本は食事ですがサプリの力も借りてOK! 私もビタミンB郡とCを飲んでいます。

無理せず「バランス良く適量を毎日」をモットーに。

脂溶性ビタミンの過剰摂取に注意

ビタミンAとEは、脂溶性のため尿から排泄されず、摂りすぎると過剰症を起こす可能性があります。

・ビタミンA:食欲不振・悪心・嘔吐・脱毛・発疹 など

・ビタミンE:血液が止まりにくくなる など

ビタミンB郡とビタミンCは、水溶性のため摂りすぎても尿として排出され副作用はないと考えられています。

ミネラル:お肌のバリア機能の維持や調節

ビタミンよりも重要視されていないことが多いミネラルですが、身体の機能を維持したり調整したりするのにとても重要な役割をしています。

摂取していても吸収率が低く不足しがちになってしまうので、気をつけて摂っていきたい栄養素です。

亜鉛

成人女性の推奨摂取量:35mg/日
・酒さ(赤ら顔)の改善
・炎症や傷ついた細胞の修復
・皮膚や粘膜の健康維持
・新しい細胞を作るのに必須
・免疫力UP
・牡蠣
・イワシ
・しらす
・サバ
・豚レバー
・牛もも肉
・卵
・わかめ
・切り干し大根
・納豆
・かぼちゃ種
・アーモンド
 など
カルシウム

成人女性の推奨摂取量:650mg/日
・皮膚の保湿成分を守る
・健康な角質層を作る
・ターンオーバーを正常化
・牛乳
・乳製品
・木綿豆腐
・切り干し大根
・骨ごと食べられる小魚
・納豆
・小松菜
・ひじき
 など
カリウム

成人女性の推奨摂取量:2,600mg/日
・細胞の新陳代謝を助ける
・皮膚の再生を促進
・皮膚細胞を活性化
・昆布
・のり
・切り干し大根
・ほうれん草
・納豆
・梅干し
・豚肉
・ハム類
・いちじく
・アボカド
・さつまいも
 など
けいこ先生
3つの美肌ミネラルに共通して含有量が多い食材は、納豆切り干し大根

私は卵を入れた納豆を毎日食べていますよ。

亜鉛は美肌ミネラルの代表格で、不足すると皮膚のただれやシミができやすくなってしまいます。

菜食主義者の人やお酒をよく飲む人は不足しやすいので、気をつけましょう。

また、カルシウムは日本人に慢性的に不足しているミネラルです。

利用効率を高めるためにビタミンDが必要で、多く含む食材はイワシ、さんま、さけ、キクラゲ、椎茸などで、日光浴で体内で合成されます。

日光浴は、後にお伝えする「質の良い睡眠」にも関わってくるので、紫外線対策はしつつ、お日様の光は浴びるようにしましょう。

ミネラルは食事で過剰摂取になることはほぼありませんが、サプリを飲む場合は過剰摂取になる場合もあります。

特にお薬を服用している人は主治医に相談しましょう。

お水:身体の内側から水分量をUPさせる

美肌に必要なうるおいの素になる「お水」を、1日1〜1.5Lほどを目安に、毎日しっかり飲むことが重要です。

お水を十分に摂っていないと身体のめぐりが悪くなり、血液やリンパで酸素や栄養素を運んだり老廃物の回収が十分にできなくなります。

すると、ターンオーバーの乱れやお肌の水分不足に繋がり、バリア機能が低下してしまいます。

ドライアイやドライマウスなどの原因にもなるので、コーヒーやお茶ではなく「お水」を飲みましょう。

けいこ先生
浄水ポットや浄水フィルター付き水筒など、気軽にお水を飲める環境を作るのも続けられるコツです!

お水が苦手な人は、ポッカレモンを数滴たらすと飲みやすくビタミンCも摂れて一石二鳥ですよ。

睡眠は時間帯よりも質を重視

睡眠中に分泌される「成長ホルモン」と「睡眠ホルモン」が美肌の鍵で、寝る時間帯よりも熟睡できているかが大切になります。

昔は「シンデレラタイムの22時〜2時に寝ることが大切」と言われていました。

しかし、近年の研究により科学的に否定されていて、現在は成長ホルモンが分泌される入眠後3〜4時間後に熟睡しているかが大事と言われています。

目安の睡眠時間は7〜8時間ですが、ショートスリーパーやロングスリーパーなど人によって様々なので、自分に必要な睡眠時間を取りましょう。

成長ホルモン

  • お肌の水分保持量を増やす
  • 細胞の修復・再生
  • 肌のターンオーバーを促進

睡眠ホルモン(メラトニン)

  • 質の良い睡眠をもたらす
  • 成長ホルモンの分泌を促す
  • ビタミンCやEを上回る強い抗酸化力

睡眠の質を決めているのは、睡眠ホルモンの「メラトニン」で、メラトニンの材料は「セロトニン」という幸せホルモンです。

セロトニンはメラトニンの原材料になるだけでなく、女性ホルモンのバランスを安定させ、お肌にハリやツヤも与えてくれます。

合成に必要な栄養素は、必須アミノ酸のトリプトファン(納豆などの大豆食品、乳製品、卵など)とビタミンB6です。

他にも、日光浴、リズム運動(お散歩やダンスなど)、家族やパートナーとの触れ合いなど。

けいこ先生
日光浴は、午前中の日光を15分ほど浴びるだけでOK!

紫外線対策をして、軽くお散歩や通勤でクリアできます。

食事をよく噛むこともセロトニン活性化になり、栄養の吸収も良くなるので一石二鳥です。

睡眠ホルモンのメラトニンは、朝起きて光を浴びてから14〜16時間後に分泌されます。

自分の生活サイクルと自分に必要な睡眠時間を加味して、寝る時間を決めましょう。

まとめ

今回は、突然の赤みやピリつきが出るゆらぎ肌の原因と美肌になるための3つのコツをお伝えしました。

赤みやピリつきの正体は、バリア機能の低下したお肌の炎症で、拡がった毛細血管や過敏になった知覚神経が原因です。

ゆらがない美肌になるには、バリア機能を低下させないために、以下3つのコツを実践することが大切になります。

1・バリア機能を高める基礎化粧品

低刺激のものに変え、高浸透でヒト型セラミドが入っていると◎、摩擦刺激を与えないことがポイントです。

2・美肌に必要な栄養素

美肌の栄養素が被っている食材を選んだり、サプリに頼るなど、毎日続けられるよう手を抜きながら続けていきましょう。

3・質の高い睡眠

質の高い睡眠が重要で、そのためには午前中の日光を15分浴びてお散歩や通勤、食事をよく噛んで食べるだけでも効果的です。

ちょっと意識するだけで続けられる3つのコツなので「無理せず続ける」をモットーに、今日からゆらがない美肌を目指していきましょう。

-赤み・ピリつき